ミシンをろくに扱ったことのない私が、激安電動小型ミシンMY-ME購入しました。
おもちゃのような頼りないミシンですが、夫の作業ズボンの裾上げに役に立っています。
裾上げ以外に用途は全くないですが、どんなものか参考程度に解説します。
電動小型ミシンMY-ME
裁縫苦手な私でも使える電動小型ミシンMY-ME
裁縫は苦手で学生時代の家庭科の成績は中の下。ミシンは、もっとも苦手とする科目で情けないことに糸のセットの仕方すらわかりませんでした。
そんな私が選ぶミシンですから機能性が高いミシンは必要なく、電動ハンドミシンでもよかったくらいです。
しかし、ハンドミシンは真っ直ぐ縫うのが難しいというクチコミが多く、私なんかが扱えばさぞかしひどいことになるだろうと、直線縫いができる電動小型ミシンMY-MEを選びました。
MY-ME開封 同封されているもの
箱を開封し中から同封されているものを取り出してみました。
取扱説明書
ボビン合計6個
糸通し
ミシン針(本体1本・予備1本)
アダブタ
フットペダルスイッチ
上糸も下糸もボビン糸で操作できるのでミシン糸は入っていません。
苦手とする糸も本体にセット済みでそのまま使えるようになっています。
これなら、次からは説明書を見ながら簡単に取り付けることができます。また説明書にはミシン糸の取り付け方も載っているので問題ありません。
不慣れなミシン操作
小型とはいえ、ミシンを動かすのは何年ぶりだろうか
アダブタを本体に取り付け、最初からついていた試し縫いの布地に対し本体スイッチをいれてみるとミシン針が動き出しました。試運転OKです。
次に本番。夫の作業ズボンの裾揚げを行おうと本体スイッチを入れても・・・あれっ?ウイーンと電源の音は微かにしますが針が全く反応しません。
何度か外しては装着を試みましたがやはり反応なし。不良品か?不具合か?いやいや待てよ
ちゃんと説明書を最初から見直したところ、はずみ車を手前にゆっくり回しミシン針を生地に通しておかないといけないことがわかりました。
単なる初歩的なミス。ミシンに慣れ親しんでいる人からすると、信じられない話しですね。
再度、本体スイッチを入れると今度はスムーズに反応。あっという間に縫い進んでいきます。
ただ本体スイッチだと停止時に慌てるため、私の場合、フットペダルスイッチのほうが操作しやすいです。
操作してわかったいくつかの欠点
返し縫ができません。
また、下のボビンケースと押さえの幅が狭く厚手の生地は縫うことができません。
実際、デニム生地の分厚い部分が目飛びしています。ステッチの調整も可能ですが、どうなんでしょうね。
また縫い終えて糸を引っ張り、糸きりカッターにいくまでに糸が切れてしまいやすく、すぐに針からも外れてしまいます。
そっと向こう側に糸を延ばすように引っ張る感じでもっていくと大丈夫かな。
途中で糸が切れると、再度針に糸を通し下糸を絡め取らなければなりません。
あとがき
欠点ばかりが目に付きますが、それでも手縫いより早く縫い終えることができます。
薄手の生地は全く問題なし。我が家は夫の作業ズボンの裾揚げのために購入したので買って良かったと満足しています。
返し縫いができない部分は二重に縫うことで補っています。
また、小さなミシンですので収納の幅も取りません。
—–追記—–
今では、扱いにもすっかり慣れ100均で調達したミシン糸を取り付けて使用しています。糸のセットの仕方は説明書どおりにすれば何の問題もありません。
ただし、糸のセット工程を1つでもし忘れると、糸が弛みすぐに針から糸が抜けてしまうのでご注意下さい。