6月初旬、初めての梅シロップ作りにチャレンジしました。
90代の方に作り方を教わり、とても簡単に作れましたが、肝心要の青梅のヘタを取り忘れてしまいました。
約一ヶ月後、梅シロップを水で薄め梅ジュースとしていただきましたが、全くえぐみもなくまろやかな味わいの梅ジュースが完成しました。
90代のおばあさんに教わった梅シロップの作り方
用意するもの
- 青梅1kg
- 氷砂糖1kg
- 容器
下ごしらえ
- 青梅を水洗いする
- 爪楊枝で青梅のヘタを取り除く←この手順を忘れる(>_<)
- 爪楊枝で青梅に数カ所穴をあける
- 新聞紙を広げ、屋内で一晩乾かす
- 乾かした青梅を、更に一晩冷凍庫にて保存
- 冷凍保存した青梅を、煮沸消毒した容器に氷砂糖→青梅→氷砂糖→青梅の順に交互に漬ける
- 冷蔵庫で約一ヶ月間ねかせる(※1日最低1回は容器をふる)
予定になかった梅酒にもチャレンジ
本当は全ての材料を梅シロップに使用する予定でしたが、夫からの要望で梅酒作りにもチャレンジすることになりました。
買い足すのも面倒なので、青梅と氷砂糖を半分ずつ(500gずつ)使用することにしました。
梅酒も梅シロップと同じく
氷砂糖→青梅→氷砂糖→青梅の順に交互に煮沸消毒した容器に漬け、最後にホワイトリカーを加えました。
青梅のヘタを取り忘れるとこうなる
時間の経過とともに、ヘタが自然に取れてぷかぷか浮かんできます。
浮いたヘタを取り除く
90代の方のアドバイスによると、あく取りで取り除けば良いということでしたが、ついでに青梅も取り出したかったので、ザルでこすことにしました。
新たに容器とザルを用意し煮沸消毒します。
完成した梅シロップをザルに空け一気にこします。
とろみのある梅シロップの完成
青梅500gと氷砂糖500gで完成した梅シロップ。
冷蔵保存し、僅か1日1回しか容器を振っていませんでしたが、とろみがあって濃厚な梅シロップに仕上がりました。
見た目は少ないですが、水や炭酸で適当に何倍かに薄めていただくので、これでもすぐになくなるわけではありません。
そのまま食べても美味しい青梅 食べないと損な理由
梅シロップから取り除いた青梅の実は、やわらかで美味しいだけでなく、優れた効果を発揮する様々な栄養素が含まれています。
まずはビタミンC、ビタミンCは抗酸化作用を持ち、免疫力の向上やコラーゲンの合成に役立つことから美容効果も期待できます。
また青梅にはビタミンKやポリフェノール、フェノール酸やフラボノイドといったフィトケミカルが含まれています。これらの成分はビタミンC同様に抗酸化作用を持ち、炎症を抑えたり、悪玉コレステロールの酸化を防いだりする効果があります。
その他に食物繊維やカリウム、カルシウム、マグネシウムなどのミネラルも含まれています。
これは絶対に食べないと損なレベルですよね。
おわりに 青梅のヘタは取り除くべき理由
90代の方が言うには、ヘタを取り忘れたくらいじゃ、そんなに味に影響は出ないと仰っていましたが、本当にそうでした。
とはいえ、ヘタは下ごしらえの段階で確実に一つ一つ丁寧に取り除いておくことにこしたことがありません。
なぜなら、ヘタはボソボソした食感で硬く口の中に入ったら違和感しかありませんから。
というわけで初めての梅シロップ作り、ヘタを取り忘れてしまいましたが、結果上手くいって良かったというお話でした。
ちなみに梅酒はもう少し時間をかけねかせておきます。
また機会があれば、どんな梅酒が完成したかご報告させていただきます。