通院は一度だけ あとは自然治癒に任せた私の五十肩体験記。

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20代の頃CTを撮った際、頸椎が狭いから四十肩もしくは五十肩になると医師に言われ、ずっとその言葉が頭の隅にひ引っかかっていました。

そうならないよう常に両手を上げる等の軽い運動を心がけ、自分なりに気を付けてきたつもりでしたが、昨年の夏(2020年)の終わり、突然左肩が上がらなくなってしまいました。

恐れていた五十肩

とうとうなってしまいました。

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放置してもいずれ治る五十肩 その症状と私の対処法。

毎日欠かさずラジオ体操を続けていましたが、昨年の夏、左肩にやんわりとした痛みを感じたため、暫くラジオ体操をさぼっていました。

違和感を感じていたものの、まさかのまさか

ある日突然、左肩が上がらなくなってしまいました。

精一杯上げたところで、水平にしか上がりません。

とはいえ、普通にしていればそれほど痛みを感じなかったため、何もせず放置。いずれ治るだろうくらいの軽い気持ちでいました。

週に3日の仕事も継続

仕事中、時折ピキッとした痛みを感じていたものの、引っ越しのため11月いっぱいで退職することが決まっており、あと少しと自分に言い聞かせていました。

暫く家でゆっくり過ごせたら、きっとよくなるに違いない。そう思っていました。

引っ越しを終え、家も片付き日常の落ち着きをようやく取り戻したころ、左肩の痛みが増していることに気付きました。

数か月経っても一向に良くならない左肩

肩から広範囲に渡って痛みが広がり、生活にも支障がでるほど悪化していましたが、コロナ禍ということもあり、病院に行くのをためらい、数か月放置していました。

暫くして更に可動域が狭くなり、頭、背中、首、胸といった各部位に手をあてがうことが、できなくなってしまいました。

痛みも増し、ハンドソープのポンプを押さえるのさえ肩に激痛が走るほどです。

日に日に悪化する痛みで耐え兼ね、これではいかんと最寄りの整形外科へ行くことにしました

整形外科での診察と対処法

症状を説明し、下った診断はやはり五十肩です。

更に詳しく診るためか、痛みのある左肩をCT撮影しました。

みたところカルシウムも溜まっていないし、いずれ良くなるとの診断でした。

整形外科でのリハビリ

左肩に数十分ほど温パットをあて、その後理学療法士によるマッサージを受けました。

通院は強制ではなく、また来たいとき来てくださいというスタンスで終わりました。

整形外科で処方された薬

自から希望したロキソニンと医師の判断で経皮吸収型鎮痛・消炎剤スミルスチックが処方されました。

せっかく処方していただいたロキソニンですが、どんなに痛くても手を付けることはしませんでした。

その代わり、経皮吸収型鎮痛・消炎剤スミルスチックには助けられました。

スミルスチックは、よく寝る前に塗って寝ていました。少しの間ですが、塗るとスーっとして痛みが和らぎ気分も安らぎました。

日常生活で気を付けること

  • 肩を冷やさないこと
  • 痛いほうの方を下にして寝ないこと

この2点に注意するよう言われました。

整形外科で教わった家でもできる五十肩のリハビリ運動

ベッドの高さに健側(良い方)の手を付け、患側(悪い方)で水の入った(500mi入り)ペットボトルを持ち、患側をぶらぶらさせた状態にする。

反動に任せず自らの力で、60度の範囲に縦横20回ずつ運動します。

因みに、五十肩のリハビリ運動を実行したのは最初のうちだけでした。

五十肩の痛み 特に辛いのが就寝時

夜中に痛みで目が覚めることも度々ありました。

やわらかいクッションを痛みのある肩の下に敷いたり、クルクルに巻いたバスタオルを敷いたりいろいろと工夫しました。

あまりの痛みで眠いのに寝られないときは、座椅子で寝たりすることもありました。

五十肩の痛み 衣類の着脱も辛かった

衣類の着脱も辛かったです。

肩の痛みがある間は、脱ぎ着しやすい衣類を選んでいました。

その後、しまむらで見つけた綿100%ながらも、よく伸びる肌着のおかげで幾分かマシになりました。

痛みのピークが去るまで数か月

通院も面倒だし、完治まで自然に任せることにしていたら、痛みのピークが去るまで数か月かかりました。

その間、仕事復帰もままならず。

ようやく仕事復帰できたのが約10か月後のことです。

その頃には痛みのピークは完全に去っていました。

正確に言うと4月中旬頃、「痛みのピークが去った」と知人とメールのやり取りをしていたことから痛烈な痛みを感じていたのは、3月くらいまではないかと思います。

手が上がらなくなったのが2020年9月、痛みのピークに達したのが引っ越し後の12月で、そこから約3ヶ月ほど痛みに苦しんでいたのではないかと思います。

同時期に五十肩だった知人のケースでは

同時期に五十肩になった知人によると

3か月ほど痛みに耐え専門医に通院。

肩に注射を打ってもらったそうで、その日のうちに楽になったとのこと。

飲み薬は、トラマールOD錠という慢性疼痛治療薬を処方されたそうです。

また、痛みがひどいうちはリハビリや整体はダメと言われ、初めは薬だけを服薬し、可動域が広がってきたところで、リハビリで動かし方の指導受け、あとは自分で行ったそうです。

2ヶ月後、受診時には薬継続で様子を見て、通院は3回で終了したそうです。

知人は約半年ほどで、ほぼ手が上がるようになったようです。

注射の効果は人それぞれですが、それで楽になるのであれば、自然治癒に任せるより遥かに良いかもしれませんね。

1年経った今現在は?

数字で表すなら10段階のうち7段階まで回復しています。

痛みは軽減したため仕事は復帰できましたが、それでもまだまだ各体の部位に完全に手を回すことは不可能です。

これが、自然治癒に任せた私の現状です。

放置してもいずれ治る五十肩と言われていますが、こんなに時間がかかるものとは思いませんでした。

また一方が良くなれば、もう一方の肩が上がらなくというケーズも多々あるようです。

そうならないよう、あえて悪い方の手で重いものを持ったりと気を付けていますが、それでもほのかに、右肩にやんわり痛みを感じることがあります。

コロナ禍でなければ、気軽に温泉やスーパー銭湯に行き、肩までゆっくり浸かることができていれば、もう少しマシだったかと思うこともあります。

以上

私の五十肩体験記でした。

※補足

久々に行ったスーパー銭湯のサウナやジェットバス等、肩を温めるだけでも効果はてきめん。痛みがかなり和らぎます。同じく五十肩の義母も銭湯にゆっくり浸かると、痛みがとれると言っていましたよ。

因みに1年以上経った今現在、痛みもほぼなくなり、完全ではありませんが、肩もかなり上がるようになりました。

五十肩 その後

2023年7月現在の五十肩の現状ですが、左肩は完全ではないものの8割がた大丈夫です。

しかしながら、2021年時点でやんわりと痛みを感じていた右肩が五十肩になり、約2年経過した今でも治っていません。

左肩の時より治りが悪く、多少生活に差し障りますが、痛みはやわらぎ、ただ腕が上がらないだけでなの、半分諦めています。

完治した際には、また改めてご報告させていただきます。