賃貸部屋探し 内見で生じる直感は重要?意外に無視できない話。

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この春引っ越しをしました。

煩わしい引っ越し。一度引っ越しをしたらあと10年は動きたくない。いつもそう思いますが、今回たったの5年で引っ越すことになりました。

その前はワンルームで7~8年だったでしょうか。

ワンルームから2DKへと、つい最近まで住んでいた住まいは、内見で一目で気に入った物件です。

実際住んでみると日当たりはあまり良くないし、冬は寒い。しかし周囲の環境が良く住み心地の良い物件で、これから先もまだまだ住み続ける予定でした。

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こうして我が家は部屋を探しました。

小型犬を飼ったことで引っ越しを余儀なくされる。

今回、我が家に新しい家族(小型犬)が増えたことで引っ越しせざるを得ない状況になりました。

小型犬を飼ったという理由だけでなく、この状況に便乗して夫が前からやりたかった仕事に戻りたいと、会社を辞めることに。

同市内への引っ越しならまだ良かったのですが、夫が携わりたい仕事場のある場所は、ちょっと離れた地域です。

それこそ転出・転入・その他諸々やらなければならないことが山と控えていますが、その前に何より先にやるべきことは賃貸の部屋探しです。

先ずは部屋探し

住まいが決まらなければ身動きが取れません。

そこで利用したのは部屋探しのSUUMO(スーモ)でした。

住まいを希望する地域と希望する内容を打ち込みヒットした物件を問い合わせる。

そこで連絡をくれた不動産屋に足を運ぶという流れでした。

住まいを希望する地域の不動産屋と面会

部屋探しで、我が家が重視したのは第一に小型犬が飼えること。次に今まで住んでいた物件とあまり変わりない家賃です。

更に細かくいえばバス・トイレが別、洗面台が独立していることなど。

住まいの形態はマンションまたはハイツ、アパートといったところです。

思うようにはかどらない部屋探し

部屋探しのSUUMO(スーモ)でヒットした第一希望の物件は既に入居済みで、はてさてどうするか。

今回ネックになったのは、希望する家賃で小型犬が飼えるという条件です。

低い家賃で小型犬が飼える物件は、なかなかないということ。

一軒家なら希望に添える物件がありましたが、気乗りせず。次にかなり古いマンションを勧められました。

そのマンションは世帯数が多く、今空いているのはそのうちの3軒。

間取りも広くリフォームはまだ済んでいないが内見できるとのことで、早速見せてもらうことにしました。

あるマンションの一室を内見

そのマンションにエレベータはなく上階へ行くのは両サイドにある階段のみ。

内見する部屋のある階まで階段で上り、部屋のあるドアの前に立った途端、なぜか足がドーンと重くなりました。

リフォーム前の物件を目にして

階段を上ったから足が重くなったのか?そんなわけはない。

何かに足首をつかまれているように足が重く冷たい。

気のせいか?

案内されるまま部屋に足を踏み入れて見た光景は、壁には大きな穴が開き、襖や畳はボロボロ。

一体全体どうしたらここまでボロボロになるのか。

以前、住んでいた人たちは、夫婦・親子喧嘩の絶えない家族だったのだろうか。

リフォーム前とはいえ、それ以外の何か感じるものがあったので夫に小声で「ここはダメ」と訴えました。

夫も同感

夫も私と同じ感覚を味わったようで、その部屋はその場ですぐさまお断りしました。

次に階下にリフォーム済みの部屋があるということで案内されました。そこは明るくそして温かく、今すぐにでも住みたいと思える部屋でした。

しかし残念なことに、既に契約済みの部屋でした。

心理的瑕疵物件ではないが感じるものがある

あとで不動産屋に聞いてみましたが、過去に事件や事故は何も起こったことがないそうです。

しかし私自身過去の経験から、住まい探しのときに生じる直感だけは自分の中で無視できないと思っています。

最初に内見した部屋と同じ階にある別の部屋も内見させてもらい、一晩考えましたが結局マンションそのものをお断りしました。

縁のある住まいとはスムーズに契約が進む

その後、再び部屋探しのSUUMO(スーモ)で見つけた物件を、別の不動産屋に問い合わせたところ、トントンと話が進みスムーズに契約に至りました。

部屋の入口のドアを開けた時点で即決しました。

ちなみに妥協した点は家賃です。当初の望みより高くついてしまいましたが、その前の経験が良い意味で生かされました。

あとがき

我が家が実際この春、経験した部屋を探し当てるまでの話です。

がらりと環境が変わってしまいましたが、ホームシックになることもなく現在住んでいる物件にはとても満足しています。部屋で心置きなく寛げるというのは大切なことですね。

もし最初に内見したマンションを選んでいたら、さぞかし引っ越しがブルーで仕方なかったことでしょうし、住まいに馴染むまで相当な時間を費やすか、すぐに次の引っ越し先を探すかのどちらかだったでしょう。

また足止めをくらって、ことがスムーズに運ばないこともあったかもしれません。

これから先も人生何が起こるかわかりませんが、引っ越し貧乏にならないようにと祈るばかりです。