タブレットとガラケーのセット持ちで、月々8,000円~10.000円もの支払いが生じているという親戚。
今やauからの移行であればau傘下のUQモバイルが話題ですが、通話時間が5分だと心もとないと、10分以内なら掛け放題のワイモバイルへ移行することに決めたそうです。
というわけで、1人ではよくわからないし不安だという親戚に付き合うことにしました。
auからワイモバイル
auでの契約内容
親戚の契約していたauのガラケーとタブレットのセットプランは少しややこしく、ガラケーのほうは、ちょうど更新月に当たることから違約金は発生しないのですが、ガラケー本体の分割金が残っています。
また、タブレットのほうは、3年契約で2019年の6月まで契約期間が残っているため違約金が発生します。
更に、他社に乗り換えるために必要なMNPを取得するには、au窓口で先にタブレットを解約しなければなりません。
通話は掛け放題ですが、タブレットとガラケーを合わせての通信容量が2GBというプランに、auに言われるがままに契約してしまっていたようです。
auにて解約
au側の書類上の処理として、ガラケーとタブレットのセットを外した上で個別に解約しなければなりません。
タブレット解約 → au電話(157)または、au窓口でMNP取得といった順になります。
ガラケーは繋がった状態ですが、他社で契約すると同時に解約になります。それまでの通話料は日割りで計算されるとのこと。
auで発生する違約金と残金
auタブレット解約(※2019年の6月まで期限が残っている3年契約を中途で解約)
- 違約金10,692円
- 1ヶ月の使用量2,122円
ガラケー本体の残高
- 1,200円×23ヶ月=27,600円
違約金を含め、否応なしに一括で支払わなければならない金額
- 違約金1,0692円
- タブレットのその月の使用量2,122円
- ガラケーの通話料金8,260円
- MNP取得事務手数料3,240円
合計:24,314円
ガラケー本体の残金27,600円に関しては、金利も付かない分割が適用されます。
最初に一括で支払う契約にしてしまうと後から分割への変更はできませんが、分割から一括払いへの変更は可能です。
支払いの変更を申請する際には、au携帯では157で繋がりますが、他社携帯からauへ問い合わせる場合は0077-7111へ問い合わせばよいとのこと。
ガラケー本体の残高も含め、全て一括で支払うとなれば約52,000円という現金が必要です。親戚は、後から考えることにしてとりあえあずガラケー本体の残高は分割にすることにしました。
ワイモバイルで契約
auの窓口でMNPを取得し、その足でワイモバイルへ向かいました。
余談ですが、auと比べ相変わらずゆるい接客です。
親戚も先のauの接客との違いに大変驚いていました。店舗によっても違いはあるでしょうし、気分を害されるような接客では決してありません。
しかし、3大キャリアの接客と比べると随分差があることは確かです。
ワイモバイル スマホプランSでの契約
親戚が、選んだ機種は、頭金540円支払うだけで実質無料になるAndroid One S2。選んだプランはスマホプランSです。
ワイモバイルのスマホプランSは、2年間のみ高速データ通信容量が2GBで1年目の支払い、正確には10ヶ月のみ月々の支払いが1,980円。2年目から月々の支払いが2,980円になるものです。
2年目以降も継続して利用するなら、月々の支払いは2,980円のままですが通信容量は1GBになります。
※2018年9月1日よりデータ容量が増加され、それまでの契約者も2GB使えます。
通話は無料サービスで10分以内の通話なら掛け放題です。10分超えると、30秒につき20円かかります。
ワイモバイル スマホプランSプラン初回契約での約束事
スマホプランSですが、お約束どおり最初の2ヶ月だけオプションに加入する、またはAndroid One S2代金として頭金7,040円支払うかを選択しなければなりません。
もちろんオプションに加入したほうがお得です。オプションに2ヶ月間だけ加入しておけば頭金は540円で済みます。
加入するオプションサービス
- 故障安心サービス690円
- Mプランup1,000円
その他の必要経費
- 事務手数料3,240円
- スマホの頭金540円
オプションサービスの解約は、店舗またはメールにて解約できます。例えば6月3日の契約なら、解約できる期間は7月2日~月末までの間です。
解約月は2017年6月3日の契約なら、2年後の7月~8月。それ以外の解約は、違約金9,500円が発生します。
ワイモバイルの支払いはクレジットカードまたは、キャッシュカード(銀行または郵貯引き落とし)月末締めの毎月26日払いとなっています。
その他、紙での請求書発行代は216円かかりますが、ネットでの料金の確認は無料です。
初月の支払いに必要な金額
- 事務手数料3,240円
- 故障安心サービス690円
- Mプラン2,980円
- スマホ代差し引き0円
オプションサービスを解約し3ヶ月目からは1,980円。2年目から2,980円になります。
計算してみたらauを中途解約してもお得でした。
更新月を待たずして、auを解約してかかる合計金額は52,000円。
金額はかなり大きいですが、もしこのままauを継続したとして23ヶ月間、最低金額の8,000円で見積もったとしても合計で184,000円支払わなければなりません。実際にはそれ以上かかります。
auからワイモバイルに移行して、ざっくり計算してみたところ
- スマホプランS2年契約 最初の2ヶ月≒10,000円
- その後10ヶ月19.800円
- その後12ヶ月35,760円
- auの解約金52,000円
合計:117,560円
その差額は、64,440円。
auを更新月まで契約し続けるより、解約金を払っても64,440円もの金額が浮いてくるというわけです。
あとがき
auの中途解約について、期限があと僅かなら考え物ですが、期限が2年近く残っていたため格安スマホに移行して損はなかったというわけですね。
我が家も今年で2年目に突入し、来年また更新月がやってきます。
高速データ通信容量は余るくらいであまり使いませんが、無料通話は絶対に必要。次はどうすればいいのか今から考えるだけでも頭が痛いです。
なお、何処の携帯ショップでも同じだと思いますが、契約時には身分証明書と銀行キャッシュカードまたはクレジットカードをお忘れなく。親戚には事前にあれほど伝えていたのに忘れて取りに行きましたとさ。